2016-06-04
言葉のチカラ
こんにちは。
インタビューライターのたなかみえです。
最近、美容室を変えました。
偶然テレビで目にした震災支援をされている方の美容室です。
今までは、近所の美容院に、すっぴんでサンダルをつっかけて行っていましたが、さすがに今度の美容院は六本木だし、メディアでも紹介されているし、そうもいかないと、緊張しながら向かいました。
広い美容院には、今どきの若者風のおしゃれなスタイリストさんとアシスタントさんがいっぱい。
ちょっと場違いだったかなぁって思っていたのですが、なんだか居心地がいい。
アシスタントさんたちの言葉遣いがとてもていねいなんです。
それもそのはず、この美容院では入社すると最初に接遇の研修があるのだそうです。徹底して敬語や話し方、接し方の研修を受け、試験を受けて初めて、フロアに立つのだそう。あまりにの厳しさと華やかな美容業界とのギャップに研修中に辞めて行く人も多いとか。
美容師は足りない、すぐに辞めてしまうといわれているなか、自信をもって接遇の教育に力を入れている経営も、それに食らいついていく美容師の卵たちも、とてもステキです。すっかりこの美容院のファンになりました。
最近、挨拶ができない、敬語が話せないのは、若者だけではなくなりつつあります。「そんなこと気にしなくていいじゃない?」という声も聞こえてくるけど、やっぱり言葉は人と人を結ぶ潤滑油。人を温かな気持ちにさせてくれる最強のツールだと思います。
いよいよ梅雨入り。
雨の日も楽しめる余裕をもって過ごしたいものですね。
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