toggle
2023-09-13

2025年、5.4人に1人が認知症に。私も認知症になる!?

世界アルツハイマーデーは9月21日。
世界126の国と地域で、認知症理解のためにライトアップや講演会などさまざまな催しが行われるそうです。

超高齢化社会の日本。5.4人に1人が認知症になるって本当?

日本でも、2023年6月に「認知症基本法」が成立しましたね。
令和4年版「高齢社会白書」によれば、65歳以上の総人口に占める割合はなんと28.9%。
「超高齢社会」の定義の21%を大きく超えています。

参照:https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2022/zenbun/pdf/1s1s_01.pdf

もちろん、高齢者が増えれば、認知症の人の数も増えるわけで、
2025年には約675万人(有病率18.5%)と5.4人に1人程度が認知症になると予測されているといわれています。

参照:https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2014/141031/201405037A/201405037A0001.pdf

 

認知症の叔母に似ている!?  じゃ、私も認知症になる?

こんな記事を読んでいるうちに亡くなった叔母を思い出しました。

叔母はレビー小体型認知症でした。

最初は…
家が片付けられない。持ち歩いていた通帳一式をバスに置き忘れる。勧められるままに高額商品を買う。
そのうちに……
攻撃的になる。お金が盗まれたと騒ぐ。見えない誰かに話しかける。暴力を振るう。
そして……
家族がわからなくなる。拒食症になる。

認知症になってからの叔母は、怒っているか、泣いているか。
つらそうでした。
そんな叔母に優しくできず、何度怒鳴ったことか。
身内ではない老人ホームのスタッフに家族のように接してもらっていたことだけが救いです。

叔母の変わりようを間近で見ていた私。叔母に似ている私。
叔母が認知症を発症した年齢が刻々と近づきつつある今、
「私も認知症になるの?」と考えると恐怖しかありません。

今のうちにしておかなくべきことはたくさんあるのだろうけれど、
まずは、今しかやれないことを楽しもうと思う今日この頃。
認知症を防ぐことはできないのだろうけれど、少しでも先に延ばすために
できることはなんだろう?



世界アルツハイマーデーを前にそんなことを考えました。
(叔母はアルツハイマーではなくて、レビー正体型でしたけどw)

参考:
レビー小体型認知症(健康長寿ネット)
https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ninchishou/lewy.html

Share on Facebook

関連記事