2016-09-05
歳を重ねるということ
こんにちは。
インタビューライターのたなかみえです。
早いものでもう9月。
年齢を重ねるたびに、時間が経つスピードが速くなるような気がします。
最近、お医者さまにインタビューさせていただくことが多いのですが、
年齢なりの経験がとても役にたつように思います。
たとえばお医者さん。
どの科のお医者さんにお話を伺うときも、ほとんどの病気が自分ごととして理解できるんです。
美容皮膚科に行けば、「先生、ここのシミが気になっているんです」
歯科に行けば、「私の親知らず、横向きに生えていたから、抜くのが大変でした」
眼科に行けば、「この間、私の友達が白内障の手術をしました」
循環器内科に行けば、「血圧が高めなんです」
小児科に行けば、「子どもが小さい頃、アトピーに悩みました」……etcetc.
自分ごとからインタビューを始めると、たいていの先生はスイッチが入って、たくさんお話ししてくださいます。
それはお医者さんだけではなく、弁護士さんでも、学校の先生でも、さまざまな職業の方に共通しています。
自分の年齢なりの経験が役立つインタビューライターという仕事ができていること、幸せだなぁと思います。
50歳を過ぎた今、急速に身体や気力の衰えを感じています。
さまざまな場面でそれを突きつけられることも増えて、落ち込むことも少なくありません。
でも決して悪いことばかりじゃない。私の人生、捨てたものじゃないかしらって思えた8月でした。
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